TOEICディクテーションで全然書き取れないとき|原因別の戻り方
空欄だらけになったとき、何度も同じ音声を流すだけでは進みにくいことがあります。書けなかった場所を分けて、1段階前の練習へ戻します。
結論:全部書こうとしない
最初からPart 3・4の全文を書き取る必要はありません。まず1文、長ければ数秒の区間だけに絞ります。
目的は正しい英文を完成させることではなく、「なぜ聞こえなかったか」を見つけることです。
空欄だらけなら、まず5つに分ける
1. 単語そのものを知らない
スクリプトを見ても意味が分からないなら、聞き取り以前に語彙の問題です。意味と発音を確認してから、同じ文を音読します。
2. 知っている単語なのに音が一致しない
文字なら分かるのに音声では別の言葉に聞こえる場合です。前後の音がつながる、弱く発音される、音が落ちるなどで、自分が覚えている音と実際の音がずれていることがあります。
この場合は、正解を見たあと音声に重ねて2〜3回読み、その音を自分でも再現します。
3. 単語は聞こえるが文の意味が取れない
主語・動詞・修飾関係が取れず、途中から何を書けばいいか分からなくなるケースです。音声を止めて、まずスクリプトを普通に読んで意味を取ります。
4. 前半を書いている間に後半を落とす
書く動作に意識を使いすぎて、次の音を失うことがあります。区間を短くして、最初は単語を完全なスペルで書こうとせず、聞こえた部分をメモしてから整えます。
5. 内容は分かるが細かい語だけ落ちる
冠詞、前置詞、助動詞、語尾などが抜けるケースです。大意が取れているなら、全文を何度もやり直すより、抜けた箇所だけを確認します。
3回聞いても分からないなら、答えを見る
聞き取れない1文を延々と再生する必要はありません。2〜3回聞いて仮説が作れなければ、公式スクリプトを確認します。
答えを見たあとに重要なのは、「なるほど」で終わらず、なぜ自分には別の音に聞こえたかを1つ決めることです。
答えを見た後の4ステップ
- 正しい英文の意味を確認する。
- 聞き取れなかった箇所を1つに絞る。
- 音声に重ねて2〜3回読む。
- 最後にスクリプトを見ず、同じ文をシャドーイングする。
ディクテーションで原因を見つけ、最後は音声処理へ戻します。
シャドーイングへ戻すタイミング
正解文を見れば意味が分かり、どの音を落としていたか説明できるなら、その文を何度も書くより音読・シャドーイングへ戻します。
逆に、シャドーイングでは追えるのに細部を何度も落とすなら、ディクテーションをもう1文追加します。
10分しかない日のやり方
- Part 3・4から聞き取れない1文を選ぶ。
- 2〜3回聞いて書ける範囲を書く。
- スクリプトと比較する。
- 原因を1つだけ分類する。
- 正しい文を2〜3回重ね読みする。
- 最後に1〜3回シャドーイングする。
10分で全文を完成させようとせず、1つの聞き落としを修正して終えます。
毎日ディクテーションを大量にやる必要はない
600までの学習OSでは、最初の2週間はシャドーイング比重を高め、3週目以降に短いディクテーションを増やします。
ディクテーションは負荷が高いため、Part 3・4を毎日全文書き取るのではなく、聞き落とした短い区間を原因分析に使います。
「書けない」をその日の課題に変える
無料の「TOEIC 600までの7日スターター」では、5分 / 15分 / 30分の学習メニューを使えます。
6週間β版では、シャドーイング中心の時期からディクテーションを増やす時期まで、毎日のやることを先に決めます。
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