TOEIC Part 7 複数文書の勉強法|文書を行き来するときの復習手順
複数文書で崩れやすいのは、1つ1つの英文が難しいときだけではありません。「どの文書に何が書かれていたか」を失い、同じ場所を何度も探し直すことで時間を使うことがあります。復習では、文書ごとの役割と文書間のつながりを分けます。
Part 7の複数文書は25問
TOEIC公式の形式では、Part 7は「1つの文書」29問と「複数の文書」25問で構成されています。複数文書では、1つの文書だけで答えられる設問と、複数の文書の情報を組み合わせて考える設問を分けて復習すると、どこで迷ったかが見えやすくなります。
最初に各文書を1行で要約する
細部を全部覚えようとするのではなく、各文書について「誰から誰へ」「何のための文書か」「重要な日付・予定は何か」を短く持ちます。
- 案内:イベントの日時と条件
- メール:相手への依頼や変更
- 返信:依頼への対応や追加情報
この程度の役割が分かるだけでも、設問ごとに全文を最初から探し直す回数を減らせます。
復習ではミスを4種類に分ける
1. 1文書の中に根拠があったのに見落とした
必要な情報が1つの文書内にあったケースです。語彙・構文・根拠探しのどこで止まったかを、シングルパッセージと同じ方法で確認します。
2. 根拠がある文書を取り違えた
設問に対して別の文書を探し続けたケースです。設問中の人名、会社名、商品名、日時などを手掛かりに「まずどの文書を見るか」を振り返ります。
3. 2つ以上の文書をつなげられなかった
片方だけでは答えが確定せず、別の文書の情報と組み合わせる必要があったケースです。復習時は「文書Aのどの情報」と「文書Bのどの情報」を組み合わせたかを1行で書きます。
4. 日付・数量・条件の対応を落とした
意味はおおむね読めていても、変更前後の日付、価格、人数、条件などを混同したケースです。数字だけを見るのではなく、「何の数字か」までセットで確認します。
20分の復習フォーマット
- 複数文書の1セットを解き、かかった時間を記録する。
- 各文書を1行で要約する。
- 間違い・迷った設問の根拠箇所に印を付ける。
- 根拠が1文書か、文書間の組み合わせかを分ける。
- 文書間なら「Aの情報+Bの情報→答え」を1行で残す。
- 最後に、各文書の役割を保ったままもう一度読む。
毎回すべてを読み直さない
複数文書で時間を使う人は、設問ごとに全ての文書を読み直していることがあります。最初に各文書の役割を持ち、設問の固有名詞・日時・話題から探す場所を狭めます。
ただし、速さを優先して意味が崩れるなら、まずシングルパッセージへ戻ります。1文書で根拠を取れない状態のまま、文書間の処理だけ速くするのは難しいからです。
600点を目指す段階では、全問を同じ重さで追わない
Part 7は問題数が多いため、1問に長く固執すると後ろへ影響します。公式問題集では、迷った設問に印を付けて先へ進み、終了後に「なぜ時間を使ったか」を分類してください。正解数だけでなく、時間を失うパターンを減らすことが次の改善につながります。
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