TOEICシャドーイングは録音した方がいい?自分の声で見る3つのポイント
毎回録音する必要はありません。ただ、同じ場所で何度も崩れるときは、自分の声を聞くと「何ができていないか」を外から確認しやすくなります。
録音で見るのは「発音の上手さ」だけではない
TOEIC Listening & Readingは、英語を話す発音そのものを採点する試験ではありません。シャドーイングを録音する目的は、英語らしいアクセントを競うことではなく、Part 3・4の音声をどこまで正確に追えているかを確認することです。
600までの学習OSでは、録音時に見る項目を3つに絞ります。
チェック1:原音から大きく遅れていないか
最初から完全に同じタイミングで話す必要はありません。ただし、文の後半になるほど遅れが広がり、次の文に入れなくなるなら、音声処理が追いついていない可能性があります。
その場合は回数を増やす前に、長い文を短く区切り、音声に重ねて読むところまで戻ります。
チェック2:毎回同じ語や音を落としていないか
録音を聞くと、冠詞・前置詞・語尾・弱く発音される語などを毎回同じように落としていることがあります。
1回だけのミスなら流して構いません。同じ箇所を繰り返し落とすなら、その1文だけスクリプトと原音を確認します。
「何と言っているか分からない」状態なら、短いディクテーションに切り替える方が原因を特定しやすくなります。
ディクテーションで書き取れないときの原因別の戻り方を見る →
チェック3:音を追うだけで意味が消えていないか
録音では音がかなり似ていても、本人は内容をほとんど追えていないことがあります。シャドーイング後に「誰が・何を・なぜ話していたか」を一言で説明できるかも確認します。
意味が完全に消えるなら、速度を無理に上げるより、スクリプトを読み直して内容を理解してから再開します。
修正点は1〜3個で止める
録音を聞くと、発音・リズム・遅れ・語尾・意味など、気になる場所が一度に見つかります。全部直そうとすると1素材に時間を使いすぎます。
その日の修正点は1〜3個に絞ります。たとえば次のように決めます。
- 今日は文末まで遅れを広げない。
- 今日は毎回落としている前置詞を1か所だけ直す。
- 今日は音だけでなく会話の意味を保つ。
録音するタイミングは毎回でなくていい
おすすめは、同じ素材を数回シャドーイングしてから1回録音する方法です。最初から毎回録音すると、録音操作や聞き直しに時間を使いすぎます。
特に次の場合だけ録音すると運用しやすくなります。
- 何回やっても同じところで崩れる。
- 自分では追えているつもりなのに手応えがない。
- 1素材を終えて次へ進んでよいか迷う。
スマホ録音なら3分で確認できる
- Part 3・4の短い区間を1回録音する。
- 原音を1回聞く。
- 自分の録音を1回聞く。
- 遅れ・落とした音・意味の3項目から1つだけ修正点を決める。
- 同じ区間を2〜3回やり直す。
録音を保存してコレクションする必要はありません。修正点が決まれば、その日の役割は終わりです。
自分だけで判断しにくいのは最初
始めたばかりの時期は、「どこが原音と違うのか」「どこまで直せばよいのか」を自分で判断しにくいことがあります。
600までの学習OS β版では、Week 1の初期にマンツーマンの発音チェックを入れ、最初に直すポイントを絞る設計にしています。その後は毎回添削を受けるのではなく、自分でも録音を使って確認できる状態を目指します。
15分メニューに入れるなら最後の3分
Part 3の15分シャドーイングでは、基本メニューを終えたあと、必要な日だけ最後の3分を録音チェックに置き換えます。
最初に「直す場所」を絞ってから6週間回す
無料の「TOEIC 600までの7日スターター」では、5分 / 15分 / 30分の学習メニューを受け取れます。
6週間β版では、Week 1の初期発音チェックで修正点を絞り、その後のシャドーイング・ディクテーションへつなげます。
関連記事
TOEIC®はETSの登録商標です。本ページはETSおよび日本のTOEIC Program実施団体の公式ページではありません。